Wisdom96 Regular Meeting 2004 November

植物の学習で、「植物の利用」という扱いをしました。人は植物のどのような部分を利用しているのか、してきたのか。そのためにどのような品種改良を加えてきて、栽培植物にはどのような性質が備わってきたのかという展開です。例えばイネの場合は下のような感じですね。

イネ
植物が子孫を残すためにしてきた工夫を、人の収穫しやすい品種を選りすぐることでどんどん無くしてきている。 ■種子を一斉につくらない→一斉に種子をつくる品種を選りすぐる。

■熟すと自然に落果してしまう種子→熟しても落果しない種子。

そんな話をしているときに、子ども達から、カレーのスパイスって凄いたくさんの種類を使ってるんじゃない?あれは植物のどこなんだろうという質問が出てきました。いざそう聞かれてみると「ターメリックはショウガのような物だから塊茎か・・・」と何となくわかるものと、クローブって何だろう?そもそも何かの植物なんだろうという疑問がわいてくるのです。そこで、今回の取り組みは「カレー用スパイスボックスをつくる」ということにしてみました。(写真をクリックすると別窓で拡大画像が表示されます。)
木材を準備して切り出します。底板にあわせて横のフレームをつくりますが、今回は接合部分を45°にカットして準備をしました。また、上部にはアクリル板を挿入するための溝を切っておきます。溝は丸鋸盤などがあれば簡単につけることができます。この手の作業は慣れですので、一度体験しておくべきでしょう。工作の幅が広がります。
上の図のようにカットした部材を組み合わせます。短時間に今回は大量につくったため、微妙に合わない物があったりということがありました。その辺は微調整をすれば良いだけです。組み合わせる部材によってしっくりくる事もありますから、色々なのを選んでやってみました。今回は仕切板を8枚使ったので正方形の25マスができあがりました。
準備したスパイス群には色々な物があります。葉・実・種子・根茎などですが、そのままの形では入手できない物もありました。ターメリックやパプリカはサンプル瓶に入れることになりますが、漏斗で入れるのが一番ですね。でも、チリペッパーなどの粉末は、本当に注意しなければひどい目に遭いますので要注意です。
好きな場所に、スパイスを入れます。アルファベット順でも良いですし、植物の部位に分けても良いでしょう。もちろん色などのバランスを考えて入れてもokです。フレームの端の部分に遊びがあるようでしたら、比較的大きな物を入れるようにセットしたら良いかもしれません。今回はマスタードなどを入れてこぼれでてしまったという例もありました。
今回は、ここに写っているような25種類を準備しました。部材を切ってあれば2時間程度で完成です。入手がなかなか大変だった物はナツメグのホールです。粉末の物は比較的簡単に手にはいるのですがね・・・。あとは単価を下げるために、業販店に行くことがおすすめです。スーパーのスパイスコーナーだと非常に高くなってしまいます。
今回の植物群はこちらから 今回用意したスパイスはこちらからどうぞ(クリックしてください)
アクリル板の加工 アクリル板を加工するには、専用のカッターなどがあると非常に便利です。以前の取り組みはこちらからいけます。Click