【エゾシカの解剖】
1997年10月23日、北海道滝川市の某高等学校で、エゾシカの解剖が行われました。
その学校の先生のご厚意で、その解剖会に参加させていただき、いろいろな場面を見せていただきました。
実際に知っていると思っていたことも、実物を見てみると驚きの連続で、自分たちにとっては大変な収穫でした。
このページでは、そのときの様子などを写真をメインにして報告したいと思います。
最後に、このような機会を設けていただいた、某高等学校、R・S先生に感謝いたします。
このページの写真は、3サイズ載せることにしました。
自分の環境にあったサイズをどうぞ。当然大きな画像は重いです。
【解剖の様子】
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今回解剖したシカは、有害動物駆除によって捕獲された、雄の1歳です。
非常にコンディションの良い個体でした。
【腹を割く】
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まず、内容物に傷を付けないように注意をして、腹の部分を割き始めます。
このときはよほど注意をしなければ、傷をつけてしまいます。
この作業は当然外で行っています。
【内容物がでてくる】
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比較的簡単にさけてしまいます。その理由はもちろん講師の先生の熟練ぶりと、すばらしい切れ味のナイフにあると思います。
しかし今回はそのせいもあって、傷をつけてしまい、腹腔ないのガスが速くも放出されました。
もちろん臭います。
【胃が見えはじめる】
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腹腔内のものを取り出していきます。
膜の中には非常に効率的に内容物が納められています。
胃が見えはじめます。
【脾臓です】
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胃や腸・脾臓などが見えてきます。
この個体の場合、まだぬくもりが感じられました。
ガスがでてしまった状態では、臭いはほとんど気になりません。
気のせいかもしれませんが。
【内臓がかなり見えてきます】
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jpeg解説あり かなり内臓が見えてきます。
非常に大きな胃や人間のものとは比較にならない位の大きさの盲腸などが、見えます。
シカの場合は、ウシなどと同じように、4つの胃があります。
【中から引き出すと・・・】
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腹腔内から、内臓を引き出します
【胃です・・・】
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これは胃です。さすがに食物が植物だけあって、胃の内容物は緑色です。
においは、植物系の臭いですね。
【肝臓です】
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肝臓です。これはとったばかりで鮮明な色になっています。
この色はみるみるうちに悪くなっていきました。
【腸です】
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腸の中身を確認しているところです。当然中身といったら・・・。
でもあまり臭いませんでした。
また、残念ながら寄生虫も見つかりませんでした。
一本に並べましたが、なかなか大変な作業でした。
【心臓です】
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心臓です。これはすでに縦に割ってしまっています。
心室と心房の壁の厚さははっきりとわかります。
【腎臓です】
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腎臓です。脂肪の中にきちんと包まれていました。
しかし、それを取り出して割ってみると、この通りです。
皮質と髄質がこのようにはっきりと見えるとは思いませんでした。
【後肢です】
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これは後肢の写真です。
この手の動物の場合は、関節部分の骨がよく見えます。
しかしこれは前肢にはないのです。
【野生のオスジカ】
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出張へ行く途中、マリモで有名な阿寒湖付近で餌を食べている野生のオスジカを見つけました。
全く動じる様子もありません。そうそう、このわずか数100m手前では、シカ除けの金網張りを
延々と数kmにわたって行っていました。これって効き目があるのでしょうか?
【エゾシカの前肢の解剖】
エゾシカの前肢の部分をいただいてきました。
解剖をしてみたのでご覧ください。
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【エゾシカリンク】
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