WISDOM96 2nd 〜火山灰の観察と岩石標本つくり




 

私たちWISDOM96の第二回目の取り組みとして、「火山灰の観察と岩石標本作り」に取り組みました。
 最近日本でも大きな火山活動があったりして。授業の中でいろいろな角度からふれていかなければいけない状況になっています。
 そんななか、いろいろな方面から収集した火山灰も結構な数になったことから、何とか有効に活用する手段はないかという事で、今回の取り組みにつながりました。私たちの会員の中にも、地学を専門としているものもおり、比較的環境も整っていましたので、有意義な研修会となりました。
 また、岩石標本つくりは、Niftyserveの教育実践フォーラム#5で交流があって、それを是非石狩でも広めようということで、行われたものです。
 


【火山灰や岩石標本の入手先】

入手DataBase地学編


【火山灰】のプレパラートづくり

  1. 火山灰を入手して、ふるいにかける
  2. 0.25メッシュの所をサンプルとして用いる
  3. 加熱器の上でスライドガラスをあたため、カナダバルサムをとかす
  4. 適当なところまで温めたら、加熱器からおろし、ふるった火山灰をまく
  5. ある程度混合して、カバーグラスをかける
  6. 双眼実体顕微鏡や偏光顕微鏡で観察する


プレパラートづくり取り組みの様子

【火山灰を入手する】
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 最近はいろいろなところで噴火が起こっていますので、近くにいる人から送っていただくというのは可能でしょうが、教材屋さんや土産屋さんにも売っています。
この写真は、桜島の火山灰(地元では”へ”というようです)の缶詰と、中村理科工業から入手した雲仙普賢岳の物です。



【火山灰をふるう】
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 火山灰にはいろいろな情報が含まれています。今回はどの様な鉱物が含まれているのかということを見ようということで、観察する鉱物のサイズを統一するためにふるいにかけました。
 これはふるっている様子です。



【加熱器でバルサムを溶かす】
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 せっかくなので、プレパラートを作ります。鉱物用のスライドガラスとカバーガラスが売っています。
 加熱器は、近くの鉄工所で作っていただきました。交渉次第で金額が決まるでしょう。
 熱源にはアルコールランプを使っています。
この加熱の仕方で、プレパラートの出来が決まってしまいます。細心の注意を払って・・・。でも結局は慣れしかないようです。加熱しすぎがもっともまずいようです。



双眼実体顕微鏡での観察
 今回は、双眼実体顕微鏡での観察を行いました。
本来なら鉱物用の偏光顕微鏡で観察すべきなのでしょう。

照明の方法(落射・透過)でも、結構見え方がちがったりしました。

火山灰のほかに、今回は島根県琴ヶ浜の鳴き砂、鳥取砂丘の砂、サハラ砂漠の砂なども観察してみました。

デジタルカメラを双眼実体顕微鏡に無理矢理当てて撮影しているために、満足な画像にはなっていません。
今後、良い結果がでたり、新しい砂や火山灰が入手できたら追加で公開をしたいと思います。

【有珠山の火山灰】
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【桜島の火山灰】
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この火山灰は、土産屋さんから送っていただきました。缶詰になっています。
現地では恐らく厄介者でしょう。



【普賢岳の火山灰】
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【駒ヶ岳の火山灰】
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 この駒ヶ岳の火山灰は、偶然出張があって通りかかったところ噴火に出くわし、何と第一通報者になってしまった、Wisdom96Staffの一人が採取したものです。



【サハラ砂漠の砂】
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一緒に観察していたメンバーの中から「やはり砂漠の砂は角が丸い」というコメントがでていました。実際にそう思います。
この砂漠の砂は、東急ハンズなどで購入できます。



【琴ヶ浜の鳴き砂】
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これは、島根県の琴ヶ浜の鳴き砂です。島根県の先生にいただきました。



【鳥取砂丘の砂】



【ハワイ・ハナウマ湾の砂】



【与論島の砂】



【姶良火山灰】




お持ち帰り用岩石標本づくり

  1. 実験用鉱物・岩石を入手しする
  2. 鉄製乳鉢の中で適当な大きさに砕く
  3. あらかじめ作成しておいた台紙にボンドなどで貼り付ける
  4. 希望者には持ち帰らせる

上記の要領で実施しますが、できれば身近なところから採取してきた岩石を用いた方が良いでしょう。
また、目の安全のために<保護用のめがね>を準備したほうが良いでしょう。


【岩石を砕く】
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 準備した岩石を適当な大きさに砕きます。ハンマーでも良いでしょう。
いずれにしても、保護用のめがねは準備した方がよいでしょう。



【できた標本】
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できたら、準備していた台紙に張れば出来上がりです(^O^)
実習用の標本は一箱で1000円〜1500円程度です。生徒に持ち帰らせても2年は持つでしょうから、是非取り組みたい内容ですね。





【参考文献】

 『世界の砂』日経サイエンス日本語版 1996/10・11\1,400



 

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