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「化学反応とは原子どうしの結びつく相手が変化するだけで、原子の種類や数は反応前と反応後で変わらない」という基本的な概念を的確に表したものが化学反応式です。反応前の物質をつくっている原子カードを移動させて反応後の物質をつくりあげることで、この概念を視覚的に理解させる方法を考えてみました。 |
1.準備
100円ショップで売っているカラーマグネットシート
原子ごとに色を変えて、原子カードを作ります。
これは原子カードを移動させたときに後に原子の記号を残すために鉄板に貼ります。
円を切り抜くときは、これがあると便利です。
2.モデルの作成

厚さ0.5mmの鉄板に、粘着シートの原子カードを貼ります。
鉄板の角は丸くカットします。

その上にカラーマグネットシートの原子カードを乗せ、鉄板は一端を折り曲げておきます。
鉄板の裏にはマグネットシートを貼り、黒板に張り付くようにします。
3.使い方

黒板に炭酸水素ナトリウムの分解を物質名と化学式で書きます。
その下に、炭酸水素ナトリウムのモデルを1つ置きます。

炭酸水素ナトリウムをつくっている原子カードを1枚ずつ右辺に移動させていきます。

反応後の物質がまだ完全にできないので、炭酸水素ナトリウムのモデルをもう1つ置きます。

再びカードを1枚ずつ移動させていくと、反応後の物質が完全にでき上がります。
この後、炭酸水素ナトリウムが2つ必要であることを押さえ、2 NaHCO3と表記することを教え、
化学反応式は 2 NaHCO3 → Na2CO3 + H2O + CO2 であることを押さえます。
教師がここまでやって見せた後、次は生徒にHgO、Ag2Oの分解をカードを使って行わせ、化学反応式を書かせます。